2017年10月19日

ブラックマンデーから30年

今月の19日でニューヨークで株式が大暴落したブラックマンデー(暗黒の月曜日)から丸30年が経過した。1987年10月に当時30歳だった私はアメリカの薬品会社を調査するため、日本株の薬品アナリストと一緒にアメリカに出張した。訪れたニューヨークはまだ10月初旬だというのに大雪で、ウォール街やグランドセントラル駅など、今思うと感動することばかりの出張だった。ニューヨークを皮切りに東海岸や中西部などにあるメルク、ファイザー、ブリストルマイヤーズ、イーライリリー、アボットなどアメリカを代表する大手薬品会社を駐在員と三人で訪問した。当時のアメリカは、株式が暴落することなど考えられないような活気があった。しかしながら、出張から帰国して数日後にブラックマンデーが起こり、株式市場はこれからどうなるのか、マーケットでは一転して将来への不安が高まった。ポートフォリオ・インシュアランスやサーキット・ブレーカーなど、当時ではまだ聞きなれない言葉が連日のようにマスコミの紙面を賑わせていた。

このとき、株式評論家の邱永漢氏がテレビで、「この暴落は一時的なもので、株価はすぐに回復します。私も割安になった株式を購入しました。」と語っていた。この予測は当たり、ブラックマンデー後、株価は回復し、1989年まで上昇トレンドを維持した。

今、世界的に株高で、アメリカでも日本でも株価が上昇し続けている。日経平均株価は、今日(19日)も上昇して13日続伸である。これは、日経新聞によれば、バブル期の1988年2月以来の29年ぶりの連騰記録だそうである。今日までの株式相場の上昇はバブルなのかというと、今回の株高は、企業業績が好調で、PERがまだまだ低水準なので、バブルではないという見方が支配的である。しかしながら、衆議院選挙後は材料出尽くしで株価が下落するという見解もある。ブラックマンデーから30年たった今でも株価の動向に一喜一憂する毎日が続いている。


posted by マック at 16:01| 大阪 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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