2015年03月13日

2015年の日本株の見通し

日経平均株価は、本日(3月13日)、前日に比べて263.14円高の19,254.25円をつけた。アベノミクス効果で日本株は堅調である。一部に日本の株価はバブル化しているという声もあるが、PERはまだ16倍程度で割高感は出ていない。

日本株の動向を左右するのが、外国人投資家である。近年においては、売買金額の6割程度を占めており、外国人投資家の動向には目が離せない。

現在、堅調に推移している日本株の上昇は、外国人投資家と信託銀行が積極的に買っているからである。最近では、株価が大幅に上げた後、その反動で大幅に下落することがよくある。それは日本の年金基金などがアセットアロケーションを見直すことにより、持ち株比率の高まった日本株を売却するからで、一部のマスコミが言うように日本株のファンダメンタルズに問題があるからではない。

企業業績も好調である。好調な企業業績を反映し賃金の引き上げも本格化してきており、アベノミクス効果が出てきたと考えられる。このトレンドを阻害するようなことさえなければ、年末には日経平均は22,000円台に乗せるものとみられる。

外国人投資家には、大きく分けて3つのタイプが存在する。つまり、@数日或いは数週間といった短期で売買する銀行系、A保有期間が2〜3ヵ月程度のヘッジファンド、B長期保有がメインのソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)や年金基金である。円安で日本の輸出企業の業績が好転しているが、円安期待で買ってくるのが主に短期の投資家で、これまでの日本株の上昇を支えてきた。

今、その動向が注目されているのは、好調な企業業績やアベノミクスの成長戦略などに期待し、日本株を物色している長期保有が中心の外国人投資家である。証券会社のレポートによれば、長期保有を中心に株式投資を行う外国人投資家は、今年1月後半から大きく買い越しており、この状況は当面続くとのことである。

グローバルに見ても、これまで新興国に向かっていた資金が日本に流入してもおかしくない。日本、ドイツの株が好調なのはお互いに自国通貨が安くなっていることにより、輸出が伸びているからである。

東北の震災以降、日本の貿易収支は赤字が続いていたが、最近は原油安で貿易収支も黒字化している。日本株を取り巻く環境は非常に良いと言っても過言ではないだろう。一時的に下げることがあったとしても、トレンドは右肩上がりで、年末に向けて日経平均株価が22,000円台をつけると予想するのは悲観的ではあっても楽観的ではないと思っている。
posted by マック at 19:37| 大阪 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする